ベンチシートで広々室内の車が人気となっています
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ベンチシートとは文字通り公園等のベンチのように、左右席に隔たりのない長椅子状のシートのことで、逆に1席ずつ分かれているのがバケットシートやセパレートシートと呼ばれています。
日本の乗用車の場合、前席はセパレートシート、後席はベンチシートというのが一般的でした。
乗用車でフロントがベンチシートというのは外車、特にアメリカ車に見られた特徴でしたが、最近では日本の乗用車にもフロントベンチシートが採用されるようになってきています。
ベンチシートになると車内が広く使えるのが人気のようです。
運転席と助手席とがベンチシートで1つだと、カップルには嬉しいシートですよね(笑)
しかし、フラットなシートは体をしっかりホールドしてくれませんから、カーブなどで体が滑ってずれたりして、運転に差し障る面もあり、特に長距離ドライブには向かないと言われています。
ただ、こうしたデメリットは各社がユーザーの声を反映して、より良い物にバージョンアップしていっています。
最近のベンチシートの座り心地は、ベンチシートとは思えないほどフィット感が良く、格納式アームレストなどでサイドサポートもしっかりしてきています。
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ベンチシートは昔からアメリカ車に多く見られるシートタイプだ。
日本と違ってコラム式シフトレバーの車が多いからだろう。
トヨタの車でもアメリカで作られているプロナードのシートは、アメリカでの販売はベンチシート40%、セパレート60%程度の割合といわれている。
トヨタ・プロナードはアバロンの後継車となる。アメリカでつくられ、出来上がったものを日本へ輸入して販売する形になる。
シートもセパレートとベンチシートの2種類用意されている。
ベンチシートは、運転席と助手席を独自で動かすことができるタイプなので、セパレートより便利ではないだろうか。
しかし、日本へ持って来るものはセパレートが主らしい。
日本でもベンチシートの人気がでているので、20〜30%は売れるような気がするのだが。
当然日本に輸入するモデルのペンチシートは高級仕様の革製のものだ。
ファブリック仕様のものもあるが、それは革仕様の後に遅れて入れるようだ。
あまり高級車にしないで、カップルが仲良く並んで乗れるベンチシートのお気軽カーのほうが売れる気がするのだが?
横幅で制限が大きい軽自動車では、ベンチシートが大人気となっています。
狭くなりがちなシート幅をベンチシートすれば狭い車内に余計な仕切りはいらなくなります。
ベンチシートの車は以下のものがあります。
シボレー MW
フォード トーラスワゴン、ユーノスMS-8、
トヨタ センチュリー、プロナード、ビスタアルデオ、WillVi、ラウム、bB、パッソ、ヴィッツ
日産 ティーノ
ダイハツムーブ
HONDA SM-X、ゼスト、ライフ
スバル ステラ
三菱 コルト
スズキ ワゴンR
ベンチシート仕様で人気が高いのがCUBEです。
「コンパクトでハイトなワゴン」というコンセプトで、1998年にデビューを飾った日産の「キューブ」は、販売実績40万台を上回るほどのヒットモデルとなっています。
その後継車として登場した2代目キューブは、デザインが一新されています。
シートはソファのようなベンチシートとなっているから、コンパクトなのに広々とした室内空間となっています。